メインの財布をBLISTER-Lにしてから6年が経ちました
「かっこいい財布ですね!」
と言われることが喜びです♪
WILDSWANSのBLISTER-Lという長財布を使用しています。外側の革がコードバンで内装はサドルプルアップを使用した一品。大変のお気に入りでございます
私は
「できるかぎり綺麗にエイジングさせたい派」
でして、できるだけ丁寧に扱っています
そんな私が6年間使用したBLISTER-Lをご紹介します
この記事はこんな人に向けて書いています
- BLISTER-Lの購入を検討している
- コードバンのエイジングが気になる
- メンテナンス方法をしりたい
6年間使用したBLISTER-Lの姿をご覧ください
それでは最初に6年間使用したBLISTER-Lの現在の姿をご覧いただきます♪
外装はコードバンが使用されており光沢がエグいですw
めちゃくちゃ光沢が出ています▼
コバも最高に美しい▼
6年間使用したとは思えない革の張り、光沢、コバの美しさです。というか、6年間使用したからこその美しさといったところ
WILDSWANSさんの製品は沢山持っていますが、本当にエイジングが素晴らしい。自信をもっておススメできます
私のBLISTER-Lは コードバンxサドルプルアップで、カラーも外装は黒で 内装はキャメルカラーという別注品。神戸にあるタイガースブラザーズというショップの別注品になっています
サドルプルアップの標準販売はなくなったそうですので、現在は販売していない商品になるかと思いますが パターンオーダーであれば注文できるかも(?)しれないのでご興味がある方は問い合わせしてみてください
ちなみに内装のサドルプルアップ(キャメル)の状態はこんな感じ▼
キャメルカラーなので傷は若干目立ちますが こちらも美しく仕上がっています
そして最後に、革の張り具合がわかる写真をご覧いただきます。実は6年間使用したBLISTER-Lでも、ピッタリと閉じてくれません。▼くらい隙間が空いております
分かりますかね?手前が浮いてしまっています。これでも購入当時よりはだいぶ閉じるようになったのですが、6年間使用しても ピッタリ閉じないとは思っていませんでしたw
それくらい革の張りがあるということですね!!
ちなみに購入当時の状態はこんな感じでした。▲でご紹介した写真達と見比べていただくと、その変化の様子がご覧いただけると思います
購入当時は全然閉じませんでした▼革の張りがえげつない。もはや財布として成立しているギリギリですwww
購入当時のコードバンはこんな様子▼光沢がまったくないですね。ここからアニリンカーフクリームで育てることで、今の光沢をゲットしました(その方法は後述しますね)
購入直後の内装はこんな感じ▼サドルプルアップも光沢が上がっていることが分かるかと思います
私のBLISTER-Lの使用方法
続いて私のBLISTER-Lの使用方法についてご紹介します
先ほども記載しましたが、私は「きれいにエイジングさせたい派」なので、平日はBLISTER-Lはカバンに入れて持ち運び、小銭入のTONGUEをスーツのポケットに入れるというスタイルとしています
ちなみに、休日はジーンズのポケットに財布を入れておきたいので、ミニ財布であるkf-003という財布を使用しております
実はBLISTER-Lのきれいなエイジングのために、カバンの中に入れるときにもある工夫をしています
それがこちら▼
#この自作ケースも6年使用している
そうなんです。BLISTER-Lの専用ケースを自作しましたw。自作といってもフェルトの生地を切って、ミシンで縫っただけですけどね
コツとしては、一方のサイドの生地を短めにすることによって、出し入れをしやすくしている点です。ミシンを使用するのは小学生以来だった私が、嫁さんに教えてもらいながら頑張って作りましたw
このケースをバッグインバッグに縦に入れて使用している感じ。このバッグインバッグも超絶おススメなので▼の記事も是非ご覧ください
そもそもBLISTER-Lって使いやすいの?
BLISTER-Lって革を重ねていった唯一無二の形をしていますので、使い勝手の良さってきになりませんか?
私がBLISTER-Lを購入する前に悩んだのが使い勝手が悪そう・・・というイメージでした
結論から言うと決して使いやすい財布ではないですねw というか、使いやすさを求めるのであれば、この財布は選ばないほうが良いと思います
使い勝手よりも、革の良さや無骨なカッコよさを求めるかたに使って頂きたい財布です
とはいえ使い方によっては、使いにくい欠点も補えますので、良い部分や悪い部分。どのように欠点を補っているのかをご説明します。皆さんの使用方法にマッチするか?の参考になればと思います
札入れ部は使いやすい
まずは良い点。札入れは使いやすいです
札入れ部の構造が絶妙で、がばっと広くあいてくれるので中身の確認もしやすいですし、取り出しもしやすいです
一点ご注意いただきたいのは、多くのお札を持ち運ぶには厚みが足りないかもしれません。ま、私は札束を持つことはないので問題ないですけどね
▼がばっと開くので使いやすい♪
小銭入れが使いにくい
札入れ部とは逆に、小銭入れはめちゃくちゃ使い勝手が悪いです。大きく開いてくれないので、中身は見にくいし 取り出すのにもすごく勝手が悪い・・・
BLISTER-Lを使用するのであれば、小銭入れを別で持つのがおススメです。私はTONGUEを愛用しております
トモ愛用のTONGUE▼クロコと牛革のコラボがたまりません
カードがたくさんは入らない
カード入れは▲の写真の通り、手前に2か所と奥に4か所あります。クレジットカードのような厚めのカードだと、1か所に1枚と考えてください。無理すれば2枚入るのでしょうけど、革の張りが強いので、1枚にしておいたほうがベター
そうすると、カードは6枚ということになります(ほかにも大きいポケットがあるので、そこにも入れることは可能)
私は多くのカードを持ち歩くのは好きではないので、6枚で十分でしたが多くのカードを持ち歩きたいという方はご注意を!!
ちなみに私は(#ちなみにばっかりでごめんなさい)こちらの定期入れの中にカードを2枚ほどいれて持ち歩いています(Wavyという製品)▼
手前のカードは取りやすいが、奥のカードは取りにくい
カード入れの使い勝手ですが、手前(小銭入れがついている側)は出し入れが簡単で使いやすいです!!
逆に奥側のカードいれは、すこぶる使いにくい・・・カードを出す方向が札入れや小銭入れがついているので、出し入れがすごくしにくいです
なので、よく使う2枚のカード(私の場合はクレジットカードとキャッシュカード)を手前に入れて、免許証などの出し入れが少ないカードは奥側に収納しています
お手入れ方法
最後に私のお手入れ方法についてお伝えします
先ほども書きましたが、BLISTER-Lは外側がコードバン。内側がサドルプルアップとなっています
私のお手入れの基本方針は
「コードバンはクリームをガンガン入れる。サドルプルアップはできる限りクリームを使わない」
という方針としています。このお手入れ方法が各々の革に合っていると思っています。革が美しく育ってれます
ということで以下の順番でのお手入れになります
- 馬毛ブラシで全体をブラッシング
- 外側(コードバン)にアニリンカーフクリームを塗布
- 全体(外側も内側も)をレザーグローブで乾拭き
▼レザーグローブで吹いているところ
詳しくは▼の記事に書いているので、是非ごらんください
まとめ
BLISTER-Lを6年間使用してきましたが、まだまだ長く使用できそうです。というより、まだエイジングが進んで美しくなっていきそう!
いったい、いつまで使用できるんでしょうねw
10年は余裕で使用できそう。この調子だと20年くらいいけるかもしれませんね
購入した直後の新品より、時間が経つにつれて美しくなる革製品。本当に素晴らしいです。特にWILDSWANSの製品は素晴らしいですね♪
#良い製品なのに値段も、そんなに高くないんですよね
#もう海外のブランド財布とか持つ気になりませんw
BLISTER-Lは決して使いやすい財布ではありませんがw、使い方によっては全然対応できますし、そして何よりもカッコいい♪
革好きの方は是非候補に入れていただきたいと思います!!
>>追記:7年半経過したあとのエイジングレポートはこちら▼
コメント